現役エンジニアが教える豆知識!~CSV編2~
現役エンジニアが教える豆知識!~CSV編2~
こんにちは!
今回は、現役エンジニアが教える豆知識シリーズ第2弾です。
前回お話したCSVについての続きになります。

CSVの編集は「EmEditor」を使うべし
少し、前回の復習をします。
商品数が多い店舗様にとって不可欠なCSVファイルですが
そのまま開いてしまうとExcelが起動されます。
もちろんExcelでも編集は可能ですが、
Excelで開いてしまうと
「頭文字の0を消す」や「文字化けがしてしまう」など
CSV編集には向いているとは言い難いものになっています。
そこで、おすすめしたいのが「EmEditor」です。
テキストエディタの”EmEditor”で開くことで、
Excelで開いたときの不安点である
「頭文字の0を消す」や「文字化けがしてしまう」
などの心配はありません。
さらに、CSVファイルはもちろんのこと、
Amazonで使われるTSVファイルも
キレイに開くことができます。
また、Excelで作業しているときに、
開いているはずなのにフリーズしたように動かない、
なんて経験ありませんか?
しかもしばらくして一気にやっていた作業が
処理されて間違ってた、
などもあるのではないでしょうか。
このように起動が重いと思うように
作業ができないこともありえます。
そんなExcelに比べて、
“EmEditor”は起動が速いので
サクサクと作業することができます。
開いたらすぐに文字が入力できますし、
きちんと反応もしてくれます。
起動が軽いと作業の入りが
スムーズに行えるので日々の仕事の
スピード感がアップできるかもしれません。
“EmEditor”内でタブで区切ることも可能ですので、
CSV編集をしながら別のタブを使ってメモを作成、
なども可能になります。
わざわざCSV編集だからこのアプリを開いて、
メモしたいのはこっちのアプリで…
という手間が省けるのです。
「EmEditor」便利機能
今回はそんな“EmEditor”の便利機能を紹介させていただきます。
ダブルクォーテーション(”)区切りが簡単にできる
CSVの編集時にダブルクォーテーション(”)区切りを削除してしまい
ちまちま編集するのはすごくめんどくさいと思います。
そんなダブルクォーテーション(”)区切りが
“EmEditor”では一括で編集できてしまうのです。
“EmEditor”のメニューバーのところのキラキラ光る棒のようなマークの
「CSVコンバーター」をクリックします。
すると右端にCSVコンバーターのメニューがみえるので
そちらの「その他操作>すべてのセルを引用符で囲む」をクリックします。
そうすると上記の図のようにすべてのCSVの項目に
ダブルクォーテーション(”)が簡単に挿入できるのです。
※注意事項※
ダブルクォーテーション(”)が
既に入力されていると
二重になる可能性があります。
また、「不要な引用符を削除」という箇所をクリックすると
逆にダブルクォーテーション(”)が削除されるので、
引用符を一括削除したい場合はこちらをご活用ください。
いかがでしたでしょうか?
次回も「EmEditor」の便利機能をご紹介したいと思います。