コロナ影響下での決済金額は?巣ごもり消費の実態を解説!
コロナ影響下での決済金額は?巣ごもり消費の実態を解説!
こんにちは!
今週から「真夏日」の
表記を目にし、夏を感じているこの頃です。
本日は、
2月28日以降の新型コロナウイルスの
影響を、三井住友カード株式会社が
まとめた資料に沿って、
解説していきます!
調査内容
今回は 2020 年 1 月~4 月 15 日までのデータから、
キャッシュレス決済状況の全体、業種別、世代別推移に
着目し、分析を行いました。
多くの業種でコロナ感染拡大に伴い決済件数・金額が
減少していく中、取引が増加している業種からは
日常生活の変容による「巣ごもり消費」の顕在化と、
社会情勢の変化に伴う買物の質の移り変わり、
さらには高年齢層の EC 利用への
「デジタルシフト」の兆候など、
消費行動の変化を垣間見ることができます。【引用元: コロナ影響下の消費行動レポート】
今回は、
・巣ごもり消費
・買い物の質の移り変わり
・消費行動の変化
の三つにスポットを当ててまいります。
「巣ごもり消費」は?
実際にどの業種が売れている?
かなり小さな資料になり、
目視することは難しいですが、
右図の※5の箇所が
前年を上回ったジャンルとなります。
実際に、金額もプラスとなった業種は
「ホームセンター」「スーパー」「ペット関連」「EC モール・通販」「通信サービス」「美容品」です。
生活に必要不可欠な物や、
在宅時間が増えることにより
身近な環境への
投資が増えた内容となっています。
現に、私の身の回りでも
DIYに目覚める方が少なくありません。
実際のところは…
黒線が「コロナの検索件数」
赤線が「クレジットカードの決済件数」です。
※9に囲いがあるように、
東京五輪の延期をきっかけに、
また、緊急事態宣言の発令を想定し、
3月末に「トイレットペーパー」などの
「買い溜め需要」が高まっていましたが、
4月に入り、本格的に、
在宅勤務が始まることで、
値は落ち込んでいます。
買い物の質の移り変わりとは?
こちらの資料では
世代別の決済件数をグラフにしています。
青い部分が「EC・通販」
赤い部分が「ス―パー」です。
注目すべきは、
50・60代のEC・通販の伸び率です。
実際に、50代女性の1月の場合、
スーパーとECが対等程でしたが、
3月になり、ECがスーパーを追い越しています。
20代や30代の
ECが普及している世代だけでなく、
高年齢者の伸び率は
著しく、今後も
一需要として高まっていくかと思います。
消費行動の変化
消費行動としては
落ち込んでいるという結果が出ていましたが、
顕著に4月からは
売上を伸ばしているのが、
「おもちゃ・娯楽品」「ECモール・通販」です。
4/8~4/14までのランキングでは
1位を独占しており、
任天堂switchなどは売切れが相次ぎ、
同年に発売された
「あつまれ どうぶつの森」は
10日で世界1177万本の売り上げを誇っています。
長期化する外出自粛の中、
自宅にいる時間を
充実して過ごす
ことへの支出が見られます。
またこれは実体験ですが、
外出自粛により、「家族で話をする」機会が
爆発的に増えました。
小さなお子様がおられるご家庭では、
遊び事などに、目を向けられる
お父さん・お母さんも多いのでは、
ないかと思います。
ECの需要について
こういった外出自粛のさなか、
webからボタン一つで購入できる
ECは9%から19%と
5/1の方が4/8~4/14に
利用しているという数字を出しています。
ジャンルをと合わず買い物できるため、
店頭では見れないものを
いかにして、ネットで伝えるか、が
焦点となってまいります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
データを見ると、消費が落ち込んでいる、
と落ち込むこともあるかもしれませんが、
ネットショップやECは動き続けています。
こちらは、クレジットカード決済での
データとなりますが、
他の決済も含めると
もっと大きな動きがあると思われます。
今後、「新しい暮らし」が
取り沙汰される昨今。
ショップと向き合い、
真にお客様が求め、
販売したいと思うものを
見つめ直す機会かもしれません。