キャッシュレス決済が現金決済を上回る!25%超へ

ECニュース記事

キャッシュレス決済が現金決済を上回る!25%超へ

こんにちは!
本日は、Square株式会社が
3,000加盟店の決済データを調査した結果を
ご紹介いたします。

昨年6月~2020年5月までで約10%の増加!

日本国内でSquare POSレジを使う全国3,000強の中小事業者の
2019年6月~2020年5月の決済データを分析したところ、
店頭での決済についてキャッシュレス決済
現金決済の件数を上回った事業者の割合が、
この一年で概ね10%増えたことが分かりました。

日本では、
・コロナの流行
・キャッシュレス還元事業
などもあり、
現金を使用する層がぐんと減ったように思います。
クレジットカードだけでなく、
PayPay・メルペイなどの直接お客様と触れ合わない
バーコード決済なども
コンビニなどで急速な普及を見せています。

牽引するのはサロンなどの美容業

業種別でみると、
ヘアサロンやネイルサロンなどが
もっともキャッシュレス決済を行う比率が高い
4月以降にキャッシュレス決済が現金決済を上回った美容業の
Square加盟店は40%前後で推移しています。
次いでキャッシュレス比率が高いのは小売業で、
4月以降概ね30%超で推移しました。
一方、飲食業ではほぼ変動がみられず、
キャッシュレス決済が現金決済を上回る
小規模事業者は10%前後にとどまっています。

実際に外出自粛が無くなり、
街での買い物の際に、
POSシステムを導入しているイメージとしては、
サロンなどは確かに多く。
居酒屋などの飲食業では、
クレジットカードにも対応していない
お店を見かけたりしますね。

アフターコロナとしてのキャッシュレス決済

実際に、
各国のキャッシュレス決済普及率の
データを見てみると、

オーストラリア 6%→36%
カナダ 9%→48%
イギリス 10%→60%
アメリカ 8%→31%

となり、イギリスでは爆発的な普及率を誇っています。
各国でも3倍以上の数字が出ております。

ただし、ここで、同じく Square, Inc.の
アメリカ支部が発表したページでは
以下のような結果となっています。
先ほどの数値に加え、
日本の表記が追加されていますが、
わずか、0.6% → 0.75%
の変化となります。
※として、Square社の製品の普及率と地域的な支払いのニュアンスを調整したと記載があります。

ただ、アメリカ支部の発表したページ
Making Change」では
アメリカの未来をどう感じているか、のデータでは、
69%の中小企業がキャッシュレス化が加速すると答えています。
しかし、現状では、
現金の決済が82%が受け入れています。

そんな状況でも、
中小企業の経営者に
2019年・2020年に
「キャッシュレス決済になるのに何年かかるか?」
の質問をした場合、
2019年は「19年」
2020年は「13年」
6年も縮まっています。

変化をどう受け止めていくか、どう動くのか

現在はコロナが流行しているため、
「現金」という手段が問われている内容となりました。
しかし、「現金」というカテゴリで
見るだけではなく、
「働き方」「販売の方法」が
多種多様に進化する時代になっています。

各国のデータなどを見、
今後の動き方や日本が置かれている状況を
考えてみるのも、
時にはいいかもしれません。

引用元:https://squareup.com/jp/ja/press/cashless-payment-and-the-pandemic-japan
https://squareup.com/us/en/making-change/covid

 

関連記事一覧