WEBサイトは流し読み前提? 載せ方のコツとは
WEBサイトは流し読み前提? 載せ方のコツとは
こんにちは!
本日は、WACULテクノロジー&マーケティングラボが
まとめた研究調査の
「Webサイトは流し読みされる。」
記事を紹介します。
ECサイトでは、商品詳細ページの直帰率が半数!
ECでは、
・トップページ
・商品一覧ページ
・商品詳細ページ
とカテゴリ分けされています。
ここでは、トップページから見ていきましょう!
トップページ~商品一覧は時間は長いが、CVには結びつかない
この資料で分かることは、
トップページ~商品一覧ページでは「平均セッション時間」が
5分~3分とかなり長く回遊していることが分かります。
また、CV率(買い物をした比率)を見ると、
0.7%ととどちらも低く、
買い物をしっかりするわけではないが、
他に良いものが無いかを見て回っている。
まさに回遊している状態かと思います。
トップページ・商品一覧ページを作る際に、
気をつけなければいけないのは、
「たくさんの商品をストレスなく見ることが出来るか」
のような気がしてきますね!
商品詳細ページの直帰率は50%!
平均セッション時間は2分!
つまり、商品ページをたくさん作りこんでも、
見てほしい人は50%しかいないということを考えた方がいいかもしれません。
ただ、CV率は当然ながら21.7%と高いため、
この商品でなくても、
関連商品や他の提案をしておくことが大事になると思います。
リアルな店頭のショップでも、
靴を探していたときに、
隣に同じようなデザインの色違いがあると
手に取ってしまいませんか?
そのようなページ作りがキーとなります。
流し見をうまく抑えるコツ
adobeのブログ記事ではこのような内容があります。
流し読みしやすいデザインと、成功するサイトの関係 | アドビUX道場 #UXDojo
https://blogs.adobe.com/japan/cc-web-process-user-testing-website-scannability-for-ux/
こちらの記事によると、
一つ一つの単語を拾って読む方は16%
新しいページを見たときには79%の方が流し見をする。
という結果が出ています。
流し見されることは大前提ということですね。
そして、さらに流し見される要点として
- コンピュータの画面表示は読みにくく、印刷物を読むよりも1/4遅くなる
- インターネットは、クリックし、フォローし、
シェアするメディアだと印象付けられているため。
人々は何かをしている必要性を感じ、それを探そうとする- 読むべきものや訪れるべきサイトは無数に存在し、
個々に注意が注がれる時間は短い- 人々は求めている情報のために労力を費やしたがらない。
複数のことに注意を払いながら、
あるタスクを完了しようとしたり、
何らかの事実を見つけようとするのはよくあること
ここからなにか見えてくるものがあるような気がしませんか?
つまり、時間もなく、WEBは読むコンテンツと
思われておらず、一度に複数のことをやりたがらない。
ということは、
さくっと時間がかからず、わかりやすく、
視覚的に訴え、一つの物事に訴求する。
事が解決の糸口な気がしますね!
記事の中でも紹介されている、
解決方法もご紹介いたします!
1. 読みやすい記述方法で書く
これは、デザインでも良くあるお話です。
箇条書きにするとわかりやすくなりますが、
・A
・B
・C
並列でならべると途端に読みにくくもなりますね。
・A・B・C
また、履歴書などでも良く言われる。
本題から書く。というのも、
読むい人を飽きせず、ひきつける秘訣となります。
2. 認識しやすい視覚的階層を確立する
記事の中でも、見てほしいポイントを
段階を分けて設定するということですね。
こちらのブログでも、
赤字にしたり、太字にしたり、
そのまた両方にしたり、
と工夫を凝らすことは必要です。
3. ホワイトスペースを有効活用する
ホワイトスペースとは?と思われるかもしれないですが、
率直に
何も書かれていない空間
のことを指します。
冒頭でも、箇条書きを例に出しましたが、
ずーっと右端いっぱいいっぱいまで続く文章を読む方は少なく、スマホでも読みやすいように45文字程度での改行をこのブログでも実践しています。また、本書籍などのカラム()文字組のひとつの塊の事)を45文字に設定されているのは、組版の中では有名な話です。
このように、ぎりぎりまで詰めてしまうと読みにくくなりますが、
適度な改行と、スペースを
確保することを考えてみましょう。
4. 画像と動画を使用する
こちらはよくありますね。
ECのグラフでも
画像になっている・色がついている
だけでもなんとなく読む気になるものです。
5. 箇条書きリストと番号付きリストを作成する
こちらは、冒頭の部分と似ていますね。
結論付けをし、
要素はわかりやすく訴える!
が肝となります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
EC運営者の方も
頑張って作ったページが
50%しか見られていないというのは、
結構な事実かと思います。
ただ、50%はされど50%です。
残ってもらった50%が21%より上の
コンバージョンを目指せるよう、
ページに配慮することはいくらでも出来るかと思います。
今回ご紹介したコツも
是非実践してみてはいかがでしょうか?
引用元:Webサイトは流し読みされる。B2Bサービスサイト・ECにおけるユーザー行動調査
流し読みしやすいデザインと、成功するサイトの関係 | アドビUX道場 #UXDojo