80のサイト調査!実際のECで記載必須のコンテンツは?

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80のサイト調査!実際のECで記載必須のコンテンツは?

こんにちは!
9/4からのスーパーセール、順調でしょうか?
本日は、株式会社ユーティル
「ECサイトに欠かせない機能、コンテンツの見せ方、集客方法は何か」
という観点から徹底調査を行った
ECサイトで実装すべき機能はコレ!【調査レポート】」を
ご紹介いたします。

調査内容

日本企業が展開している「D2C」サービスを検索エンジンから約80サイトをピックアップ。
下記の項目について、1件1件目視で調査を行いました。(2020年8月現在の情報を調査)

・D2Cサービスはサイト構築でどんな機能を重視しているか
・ECで必須の「決済方法」や「送料」はどのような対応をしているか
・サイト内で購買意欲を高めるためにどのような工夫を凝らしているか
・自社サービスを広めるためにどの集客チャネル、SNSを積極活用しているか

80サービス分のデータを取得し、各項目について集計しました。
本調査では、国内D2C事業者がECサイトの運営に必要な
「サイト構築・機能」「商品の見せ方」「決済方法」「送料の扱い」「集客」の情報を中心に調査。

上記の内容での調査となりますので、
実際の記事にも書かれておりますが、

一部主観的判断が必要な項目・内容も含まれています。
ほぼ全件同じ調査者が目視で確認しているため公平性は担保するようにしておりますが、
一部結果が揺れている可能性があること、ご了承いただければ幸いです。

との注意書きも添えられております。
実際に80のサイトでよくみられる手法・記載の一例のご紹介となります。

サイトの構築について

トップページのファーストビューは、キャンペーン・商品へ!

トップページに記載する内容についての調査結果です。

こうしてみた場合、
TOPページのファーストビューの半数近くが
「商品・キャンペーン」の案内に活用。
よくあるのは、楽天などでもセールのバナーが
まず初めに目に入る位置に設置する。などですね。
おすすめ商品という場合も18.8%に上り、
キャンペーン・商品への誘導が大事となります。

意外と少ない、お問合せの電話番号記載

こちらは自社などになるかと思いますが、
お問合せに電話番号を記載しないサイトが85%になりました!
こちらの結果には私も驚きですが、
チャットやメールでのネット上での
連絡が取れるため、記載を必要としなくなりつつあるのかもしれません。

スマホ対応はもちろん必須

こちらは結果を見なくても自明の内容となりますね。
ショッピングサイトにとってはスマホ化は、
必須項目となります。

6割以上が「ブランドに込めた想い」を記載

お客様にファンになってもらう、
商品を好きになってもらうことに置いて、
ブランドストーリーは商品を引き付ける魅力の一つです。
6割以上ということで、
アプローチには絶対に必要になってくるコンテンツですね。

その想いは商品画像で、40%が11枚以上

上記のブランドストーリーなど、
商品画像を設定しているサイトでは、
40%が11枚以上設定しているとの結果がでました。

ただ、その次点のパーセンテージとして、
1枚 12.5%
6枚 10%
3枚 7.5%
と続きますので、
11枚か1枚かが商品によっては分かれる場合もあるかと思います。

ただ、想いを伝える。商品の良さをアプローチするには、
商品画像の訴求が必要になってきますね。

サイト内検索では記述式が圧倒的

実際の調査では「ファッションサイトではほぼ実装」されている状態です。
また、選択式ではなく、細かく検索できるように
「記述式」(キーワードで検索)が主流のようです。

決済方法について

クレジットカードが主流だが、その次点の決済方法は…?

クレジットカード決済では、97.5%が使用しており、
もっとも利用される決済方法のひとつですね。
逆にこちらが設定されていない場合は、
かなり買いにくいショップとなってしまいます。

 

 

 

 

 

銀行振込・コンビニ決済など、
クレジットカード以外の決済方法では、
約半数の結果となりました。
次点の決済方法として、考慮すべきものですね。

最後に、
外部ID決済ですが、約半数が導入しているとの結果になりました。
こちらは、コロナでの決済周りの普及に伴い、
今後最も伸びていく決済方法になるのではないかと思います。

送料について

送料無料をそもそも設定している店舗は
過半数を超えています。
一消費者目線ですが、
送料無料が設定されていると、そこまで買おう
と思うところもあり、合わせ買いにもつながります!

では、送料はいくら?

実際のところ、500円台・600円台が主流のようです。
こちらは商材によってことなるかと思いますが、
最低でも800円台がぎりぎり設定できる価格かと思います。

では、送料無料ラインはというと、
10,000円~15,000円以上というラインが大きく出ました。
※送料無料の店舗を除く
次点5000円以上で無料となるため、
一回の買い物で、10,000円以上をお買上げいただくきっかけにもつながりますね。

最後に

いかがだったでしょうか?
まとめとして、

ブランド、商品に込めた想いをしっかりと伝える
商品をなぜ買ってもらえるのか、
何を思って作っているのか、売っているのか、
お客様にどうなってほしいか、
それを考えられるのはショップ様だけだと思います。
そういう気持ちをアピールできるのも、
ECの魅力の一つだと思います。
是非、是非、熱い思いを伝えてみてください!

「見た目」と「実益」を共存させるひと工夫を
熱い想いがあっても、決済などの実益が伴っていなくては購入できません。
必須項目を抑え、今後出てくるであろうツールは使い、
送料設定など、
お客様が買いやすいショップを目指していきましょう。

最後に、実際の調査内容では、
集客の結果なども記載されています。

こちらを気にぜひ、元の記事もチェックしてみてくださいね。
引用元:「80サイトの調査から分かったD2Cサイトの実態!ECサイトで実装すべき機能はコレ!【調査レポート】

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