若者のSNS利用にも変化が。ターゲットに合わせた情報発信が鍵

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こんにちは!
本日は若年層におけるSNSに関する調査についてお伝えします。
この数年で利用しているSNSに大きな変化がありました。
誰に向けてどんな情報を発信すればいいのかのヒントになればと思います。

圧倒的なYouTube利用率

(株)Quark tokyoが「若年層(Z世代・ミレニアル世代)のSNSに関する調査」を公表しました。
調査は今年の夏に15~24歳の男女800人を対象に行われ、
内訳は、高校生・大学生・社会人・その他(主婦・パート/主夫/アルバイト・無職)と分類し、
それぞれ男女100人ずつとなっています。

最も利用率が高いSNSは?という調査結果では
【YouTube】が92%と圧倒的な数値となりました。
次いで【LINE】が89.4%、【Twitter】が79.0%という結果になっています。

YouTubeが台頭してきたことにより、
これまでよく利用されていた【Instagram】が63.0%と6割程度となっています。
また【TikTok】【FaceBook】はそれぞれ2~3割弱と他に比べるとかなり利用率が低いことが分かります。

男女別で先程のグラフを見てみると、

圧倒的人気の【YouTube】は男女共に約9割と性別関係なく利用されていることがわかります。
同じく3位の【Twitter】rも男女共に約8割とこちらも性別による違いはあまり見受けられません。

一方で、【LINE】は男性84.8%・女性94.0%、
【TikTok】は男性21.8%・女性31.5%と約10ポイントの差があり、
【Instagram】では男性50.8%、女性75.3%と25ポイントもの差が付いている事が分かります。
お洒落だったり生活に役立つような情報が中心のInstagramの利用者は
やはり女性の方が圧倒的に多いことが今回の調査結果が裏付けています。

起動回数の多さはLINE

1日の利用に関する調査では「1日に1回以上起動する」と回答した割合は
どのSNSも軒並み高い結果となりましたが、
最も高かったのは【LINE】で91.5%となりました。
利用者の多い【YouTube】は1日に1回以上起動する割合は83.8%と高水準ではありましたが、
一方で週3~4回以上と回答した割合が7.6%と他のSNSに比べると高めとなりました。

1日のSNSの利用時間に関する調査では、
1日1時間以上と回答した割合が「動画」という性質も相まって【YouTube】が53.1%と
他のSNSとは大きく差をつけて最も長い結果となりました。
次いでTwitter34.0%やInstagram27.0%の利用時間が長いことが判明しました。


利用率は高いけれど1日1回以上利用する頻度は他と変わらないYouTube、
利用率、利用頻度共に高水準のLINE、
また若者の利用率は低いけれど圧倒的に女性の支持者が多いInstagramなど、
SNSごとの特長が浮き彫りとなった今回の調査結果。
投稿する内容や自社の商品の性質、また誰に対して販売したいのかも考えて
戦略的にSNSを活用していきましょう。

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