シンプル化するニーズ。時代は「クリーンビューティー」へ

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シンプル化するニーズ。時代は「クリーンビューティー」へ

こんにちは!
本日は、少しニュースとは異なりますが、
あるニーズの歴史の説を見つけたので、
そちらと、美容業界でも着目されつつある「クリーンビューティー」を紹介します。

クリーンビューティーってそもそも何?


実際の所、クリーンビューティーを定義する明確な要素は
まだ確定はしておりません。

ただ、
1.肌や環境、体に安心な成分を使用している
2.環境に配慮した製造工程やパッケージである
3.天然素材を取り入れている
といったことが共通で認識され始めています。

肌に対しての安心安全はもちろん、
社会や、環境に対してのブランドとしての「透明性」
「エコ」を提言していることが多いです。

2021年ヒット予測に「クリーンビューティー」

【4】<ライフスタイル:美容部門>世界的にトレンドとなっている「SDGs」に根ざした、
健康や地球環境に配慮した美容アイテムを指す“クリーンビューティー”の文化が浸透。
ジェンダーフリーがさらに広まり、メンズ美容のニーズも高まり続けている。

2021年のモデルプレスヒット予測では、
「クリーンビューティー」というワードが
美容業界で、着目されつつあります。

ただ、このトレンドははたして美容業界だけでしょうか…?
SDGsの波は美容だけでなく、全世界の経済社会にも発展しているように、
一つのムーブメントは、ネットショップの理念やテーマとしても
一貫しているように思います。

どうして注目されているのか?


企業やブランドとしての「透明性」という点をご紹介しましたが、
「未来のために正しいものを選択したい」
という若者が増えています。
SDGsなどの起こりにより、自分達の問題だけではない、
ということが世界的も取りざたされています。

購入をする顧客にとって、「価値」を感じる点が、
きちんと環境に配慮された「正しい商品」であるのか。
商品だけでなく、企業の姿勢が
「未来のための価値」があることなのか、
そういった点がSNS社会でも、見えるかされ、
より重視されるようになってきました。

環境に良いことを購入時にしている。
購入する事にも理由がある。
ニーズの多様化になり、
自分に合わせた商品であることは、当たり前。
その先の「クリーンなこと」が
購入の動機にもつながっています。

「シンプル族」という概念

見田宗介という方の著書の内の一つに、
「シンプル族」というワードが出てきます。
近年、需要が分散し、ものであふれる世の中になりました。
ただ、それでも人が求めるものに一貫性が出てきます。

「無駄がないもの」
「自然な物」
「自分で作ることへの価値」
「シンプルで長く使えるもの」
など、人が価値を感じることが物でなく、「周囲」に移っている。

「クリーンビューティー」もその先駆けの様な気配を感じますね。
SDGsや環境についての需要、
視点の変化について、
興味がある方はぜひ読んでみてください。


現代社会はどこに向かうか――高原の見晴らしを切り開くこと (岩波新書)

著:見田 宗介

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引用元:
世界トレンド「クリーンビューティー」が支持される理由|通販ビジネスステーション
「2021年ヒット予測」エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測【モデルプレス独自調査】

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