Yahoo!2020年上半期の広告サービスの審査実績を発表

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こんにちは!
今日はYahoo!が公開した広告サービス品質に関する透明性レポートについて
お伝えいたします。

広告サービス品質向上のための審査実績とは?

Yahoo!は広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた
2020年度上半期(4月1日~9月30日)の「広告サービス品質に関する透明レポート」を
15日に公開しました。

不適切な広告の掲載を防ぐために、Yahoo!JAPAN広告掲載基準を定めており、
虚偽誇大広告や詐欺的な広告などの法令に違反する広告はもちろん、
ユーザーに不快感・不安感を与えるような広告も禁止されています。

今回で2回目となる公開は、広告主や広告会社、配信パートナーに対して
yahoo!JAPAN広告サービスを安心して利用してもらう事を目的としています。

今回のレポートでは期間内に約1億1千万件の広告素材を
Yahoo!JAPANが定めた基準に抵触する素材として非承認にしたことを明かしています。

新型コロナウイルスに関連する広告

2020年の4月、広告主に向けて新型コロナウイルスへの感染が
「予防」「治療」出来るような誤解を与えたり、
感染拡大を利用して利益を得ようとする内容の不適切な広告は掲載できないようになりました。
不適切な広告の例として、過度に不安感や恐怖感を与える物や、
行政により転売が規制されたマスクや消毒液などの商品を転売するものなどが
挙げられます。

非承認数が約1億1千万件

2020年度上半期は約1億1千万件の広告素材が非承認となっています。
2019年下半期よりも非承認数が増加した要因としては、2020年5月に不当表示を禁止する基準の
審査基準の見直しなどが挙げられています。
※非承認数はYahoo!JAPAN広告掲載基準や入稿規定、
販売ルールに抵触したタイトルや説明文、画像、リンク先のウェブサイト、キーワードなどを
合計した件数で広告単体の件数とは異なります。

広告審査で非承認となった理由の内訳は下記のとおりです。

2020年の上半期は、最上級表現・No,1表示や
薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品の基準に抵触する広告数の増加が確認されました。

また広告の関連性(広告分野バナー、リンク先ページに関連性が無い)や、
ユーザーの意に反する広告(リンク先のページが開けない)に対しても、
広告の品質を担保するために審査が行われています。

「定期購入」の通信販売の広告

定期購入を条件とした通信販売の消費者被害が増加しており、
消費者に向けて独立行政法人国民生活センターより注意喚起がされました。
「定期購入の条件が分かりづらい」「料金が不明瞭」「解約ができない」などの
被害報告がされています。
不当表示の禁止 非賞金広告数は2019年下半期に157,502件だったものが
2020年上半期は628,384件と4倍に急増しています。
上半期はこれまでネット通販を利用してこなかった層も外出自粛に伴い利用する機会が増えた為と考えられます。


今回は広告に関する調査結果が発表されましたが、
商品の紹介ページでも同じことが言えると思います。
表現として適切か、何かの基準に抵触していないかのチェックを
日頃から行ってお客様にとって分かりやすく利用しやすい店舗を目指していきましょう。

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