【楽天】2020年12月期の決算を公表!売上は過去最高。モバイル事業で約1000億円の赤字。
【楽天】2020年12月期の決算を公表!売上は過去最高。モバイル事業で約1000億円の赤字。
こんにちは!
本日は、先日発表された楽天の
決算の詳細をご紹介いたします。
売上収益が過去最高の1.4兆4555億円!
発表した2020年12月期(20年1~12月)連結決算は、
売上収益が前期比15.2%増の1兆4555億3800万円、
営業損失が938億4900万円、
純損失は1141億9900万円となった。
ちなみに前期は727億4500万円の営業利益
おなじく、318億8800万円の純損失となっている。
コロナ禍の中、旅行事業の不振やモバイル事業への
投資が続いていること、巣ごもり需要でのネット購買の
需要が数字に表れた結果となっている。
国内ECの売上収益は昨対比10.3%増、利益は昨対比62.6%減
国内ECでは、
売上収益の成長を目指し、販促活動、
物流サービスの強化「ワンデリバリー」構想のもと、
自社物流施設での楽天市場店舗商品など、
自社配送エリアの拡大などを行い、強化を続け、
売上収益は昨対比10.3%増の売上収益は820,115百万円となった。
日用品を扱う「rakuten24」や「楽天西友ネットスーパー」などが
新型コロナウイルスによって業績が押し上げられた形となったようです。
楽天トラベルでは「外出自粛」や「緊急事態宣言」などの予約低迷や
キャンセルなども相次ぎ、業績が下がったものの、
今期の発表により「Go To トラベル事業」で大幅改善が見られました。
ただ、最終的にインターネットセグメントでの利益は
40,114百万円(前連結会計年度比62.6%減)となりました。
フィンテック事業は好調
フィンテックとは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。
今回は、以下の三事業を指します。
売上収益は576,195百万円(前連結会計年度比18.5%増)、
セグメント利益は81,291百万円(前連結会計年度比17.3%増)となりました。
楽天カードの会員数が2,000万人を突破し、
2020年1月には2,100万人を突破しました。
オンラインショッピングの取り扱い高は11兆円を超えるなど、
急成長が売上収益及び利益の増加につながっています。
※コロナでポイ活を始められた方も多いのではないでしょうか?
マイナポイントの販促が始まったのも10月ごろでしたし。
楽天銀行においても口座数の増加、
証券サービスでもFX売買高の成長に伴う手数料収入等の増加が、
売上収益の増加につながっています。
とても好調ですね。
楽天モバイルの課題
モバイル事業では、
売上収益が前期比34.4%増の2271億4200万円となったが、
セグメント損失が2269億7600万円(前期は765億2400万円の損失)となりました。
本格的なサービス開始後、
5Gのサービス開始、通信料金を1年間無料サービスなど、
基地局数を当初計画の2万7397局から4万4000局ほどに増やすそうです。
これに伴うコスト増は当初想定の6000億円から3~4割程度増すとのこと。
モバイル事業では格安プランでの
ライバル会社の隆盛も激しく、どのように
モバイル市場において今までの投資を形するかが問われています。
今後も、格安モバイル市場に終わりはないと思いますが、
引き続き動向に注目していきましょう!
引用元:https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/66286
https://ecnomikata.com/ecnews/29343/
https://corp.rakuten.co.jp/investors/documents/results/