使い捨てから「使い食べ」に!食べられるカップを販売

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こんにちは!
今日は趣向を変えてエコを考えた食べられるカップについてご紹介します。

食べられるカップ「もぐカップ」

アサヒビール(株)と(株)丸繁製菓が共同開発した
「食べられるコップ『もぐカップ』」をご存知ですか?
「使い捨て容器」から「使い食べ容器」という
環境に配慮した容器の提案で新しいライフスタイルの浸透を目指しています。

お菓子でできているので容器として使った後に
食べられるコップになっており、
フレーバーは「えびせん」「プレーン」「チョコ」「ナッツ」の全4種類!
サイズもS(50ml)M(100ml)L(200ml)の3種類となっており、
用途に合わせて味・サイズを選択することができます。

食べられる容器の用途は?

食べられる容器ということで気になるのが耐久度。
もぐカップの公式SHOPによれば液体を入れることが可能とのこと。
高温への耐性はあまり高くありませんが、
冷たいものであれば1時間程度であれば何の問題もなく使用できます。
カレーライスや冷製ポタージュなどに使用すれば
カップに味が染み込んで美味しくなるのだとか…?

公式SHOPではコーヒーを入れた写真や、
ミニパフェ、スナック菓子とビールのおつまみセットなど
様々な使い方が紹介されています。

賞味期限は製造から180日ということで比較的保存も効くようです。

環境問題に対応した容器

現在世界ではCO2排出量増加による気候危機や
海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するために
欧州やアジア各国を中心に、使いてプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。
その波は日本にもきており
2020年7月からプラスチック製買い物袋の有料化が全国で実施され、
使い捨てのプラスチック問題への関心が高まっています。
また今後コンビニで無料配布しているスプーンなどの有料化の動きも出はじめています。
こういった中で「使い捨て」という消費行動自体を変革することに着目して、
食べられる容器「もぐカップ」が誕生しました。

「もぐカップ」の普及を通じて、海洋プラスチックの削減をはじめとする
「つくる責任つかう責任」「海の豊かさを守ろう」
「パートナーシップで目標を達成しよう」といった方向から
SDGs目標達成への貢献を行なっています。


価格はSサイズ10個入1,150円と容器としてはちょっとお高めですが、
環境問題への取り組みの常態化が進むことで
今後食べられる容器の開発・導入が加速していきそうです。

SDGsの観点から他の企業と協力した
環境問題に配慮した商品の開発が今後も各企業で積極的に行われていくのではないでしょうか?

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