スイーツもお家で楽しむ傾向に。お家カフェの実態とは?
こんにちは!
今日は新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要の中でも
「家カフェ」に関する調査です。
コロナ禍でお家でカフェのように楽しむ家カフェが注目されていますが、
「スイーツ」という観点から見た時の実態についてお伝えします。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが発表した「スイーツに関する調査(2021年)」によると
この一年でスイーツを食べるなら外よりも家での傾向が浮かび上がってきました。
-調査概要-
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳男女
調査機関:2021年4月2日(金)~4日(日)
スイーツを食べるなら「外」よりも「家で」
昨年の同時期から比較して、
スイーツを食べる機会がどのように変化したか調査を行いました。
その結果家で食べる機会が増えた・やや増えたと回答した割合は
合計で32.8%となりました。
一方で外でスイーツを食べる機会が減った・やや減ったと回答した割合は
50.2%と激減しています。
外でスイーツを食べる機会が大きく減少し、家で食べる機会が
一定数ですが増加している事が分かります。
新型コロナウイルスの影響で外出する機会が減少、
特に食に関しては家で食べる機会が増えていることもあり
スイーツにおいても同じような傾向が見受けられます。
スイーツを食べて「幸せ」に
スイーツを食べることでどんな気持ちになるかという調査では
「幸せな気持ちになる」が52.3%「気分転換になる」が51.8%と
自信へのご褒美のようなポジションに位置付けられている認識が半数以上と
なっていると分かります。
一方で3番目には「体重が気になるけれどつい食べてしまう」というものも挙げられました。
この春に食べたいスイーツは
この春に食べたい・買いたいスイーツは
「コンビニスイーツ」が52.2%と最も多く挙がっています。
特に家でスイーツを食べる機会が増えたと回答する層では
68.4%と7割近くがコンビニスイーツを占めています。
近年のコンビニスイーツ人気がコロナ禍において「手軽さ」の面で
更に加速しているように見受けられます。
コンビニスイーツと比較すると割合は43.4%と劣りますが、
家でスイーツを食べる機会が増えた層は専門店も利用する割合が
56.8%と比較的高いです。
「この春、スイーツといえば」
「この春、スイーツといえば」で思い浮かべるスイーツでは
「桜色のスイーツ、桜風味の味付けがされたクリームたっぷりケーキ」や、
「フルーツを使ったタルトが春になると食べたくなる」「春はやっぱりいちごのスイーツ」
といった春を感じられるものが挙げられています。
食品のオンライン利用が増えているものの、
スイーツに関しては15.4%とまだまだ高いとは言えないみたいです。
冷凍保存できる作り置きのおかずなどよりも、
日保ちしなかったり新鮮さが重視だったりするスイーツを
取り寄せるというのはまだ定着していないのかもしれません。