通販企業が人気の傾向?22年卒業人気企業ランキング

ECニュース記事, お知らせ

こんにちは!
GW真っ只中の本日は22年卒の就職人気企業ランキングをお伝えします。
新型コロナウイルスの影響が少なからず就職にも影響が出ている模様です。

-調査概要-
調査主体:楽天みん就
調査期間:2020年9月16日~2021年2月25日
調査対象:2022年卒業予定登録学生のみん就会員
有効回答人数:1,722人
調査方法:「楽天みん就」上でのWebアンケートおよび、
楽天みん就主催のオンラインイベント「みん就LIVE」でのWebアンケート
※約600社のノミネート企業の中から、投票者1名につき志望企業5社を選択。
※それぞれの企業に対して、あてはまる志望理由を5つの観点において選ぶ(それぞれ一つずつ)。
※昨年順位は「2021年卒 新卒就職人気企業ランキング」の結果。
※ノミネート企業は、昨年発表した「2021年卒 新卒就職人気企業ランキング」の上位600社を中心に選出。
※総合順位の算出方法は、第5志望までの票数を合算し順位付けした。同率順位については、
志望順位によるポイント制にし、合計ポイントの高い順に再度順位付けを行った。
(第1志望を5ポイント、第2志望を4ポイント…第5志望を1ポイントとして合計ポイントを算出。)

トップ20の6割がEC・通販関連企業

楽天グループの口コミ就職情報サイト「楽天みん就」が、
2022年卒業予定の学生を対象に調査した『楽天みん就 2022年卒就職人気企業ランキング』を発表しました。
今回の調査では業績や安定感、成長性をこれまでよりもより重視する傾向がうかがえました。

今回発表されたランキングは「楽天みん就」に登録している
22年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、20年9月に

1位の伊藤忠商事は昨年3位の位置から10年ぶりに1位となりました。
商社の中でも好調な業績を維持していることが注目の理由と考えられます。

また今回の調査ではランキングに入った上位20位のうち6割が
EC・通販関連企業という結果になりました。

就職生の重視ポイントは「リモートワークの可否」

コロナ禍で就職活動を行う学生たちの企業選びのポイントは、
景気の先行きが不透明な中、業績や安定感、
成長性など企業のポテンシャルを重視する方向にシフトしている傾向がみられました、
また中でも特に重視したポイントは
「経営基盤の安定」が最多で34.3%、「リモートワークができる」が27.1%と
価値観の変化がランキングに影響していると考えられます。

EC・通販関連企業の人気が急上昇

今回の上位20位の中にはEC・通販関連企業を展開する企業が多く存在します。
中でも大躍進をとげたのは生活用品の企画、製造、販売会社の『アイリスオーヤマ』
2012年から大手家電メーカーでリストラにあった優秀な技術者を大量に採用してから、
生活家電通販が売り上げの6割を占める企業へと成長を遂げました。
またコロナ禍で最高益を記録し、大規模投資を伴って手掛けたマスク製造でも、
企画から発売までのスピード感ある事業化が話題を呼び、
今回人気が急上昇したと考えられます。

またEC・通販関連企業が6割を占めている理由の一つとして、
ネット通販需要の高まりから例年よりも注目が集まっているのではないかと考えられます。
同じようにキャッシュレス化の促進でクレジットカード企業の注目度が
高まっている点も時代の変化に伴う就職活動の変化と考えられるでしょう。


就職活動の傾向もコロナ禍で随分と形態が変わってきているようです。
一度詳しく調べてみるのはいかがでしょうか?

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