コロナ禍での1年、通販で売れたもの・売れなくなったもの

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コロナ禍での1年、通販で売れたもの・売れなくなったもの

こんにちは!
今日はファッション通販サイト「BUYMA(バイマ)」を運営する
株式会社エニグモが公開した、
この1年、新型コロナウイルスの影響で、
通販で何が売れて何が売れなくなったかを調査した結果を紹介します。

今回は女性に絞って以下“2つの視点”で
ランキングを出すことで「身なり(衣服およびその装飾品)」と
「生活雑貨(インテリア・ホーム雑貨)」へ購買意識が
どのように変化したかを調査しています。

よく売れたのはマスクとミラー

ファッション・ビューティー商品では、
マスク・ファッションマスクが1位となりました。
前年比80508%という推移は、
見たこともない伸び率ですね。

次いで、テレワークなどが広がり、
PCを移動させることが多くなったからか、バッグが続きます。

以下、サイト内からの引用です。

【1位】マスク・ファッションマスク
一時国内でマスクの供給不足に陥った際、海外のブランドマスクに注文が殺到。またその後マスクの使
用が定着し、ファッションの一部としてマスクを選ぶ人が増えると同時に、海外ファッションブランド
から続々とお洒落なファッションマスクが登場し売上を伸ばしました。

【2位】PCケース・バッグ
コロナをきっかけにリモートワークが促進され、オフィスと自宅とで仕事をする二拠点勤務(デュアル
ワーク)をする人が増えたことで、ノートパソコン(ノートPC)を持ち運ぶときに使うPCケースやパソコ
ン収納可能なサイズ感のバッグ需要が高まりました。

【3位】エコバッグ
2020年7月1日より全国でプラスチック製買物袋(レジ袋)が有料化に。それに伴い海外のお洒落なエコ
バッグが売れました。またエコバッグを清潔に保つために買い替えや複数持ちして、衛生面をケアしな
がらエコバッグを使う人が増えました。

【4位】フリースジャケット・スウェット
着心地がよくどよくお洒落なフリースジャケット・スウェット。特にBUYMAで売れていたのがTHE
NORTH FACE(ノースフェイス)でも韓国限定ライン『WHITE LABEL(ホワイトレーベル)』の
RIMO(リモ)というフリースでした。さらっと着るだけでお洒落に防寒でき日本国内のノースフェイス
よりお手ごろな価格帯なので老若男女に大ヒットしました。

【5位】キャップ・帽子
外へ出掛けるといっても近所のコンビニやス―パーぐらいという人も多かったはず。そんなときにヘア
スタイルや寝癖など気にせず、サッとかぶるだけで簡単にカバーできるキャップ・帽子が重宝したよう
です。

マスク以外にも、変化した生活様式に合わせて、
ファッションのメイン商材だけでなく、
ファッション雑貨が注目されつつありますね。

また、生活雑貨(ライフスタイル)では、
スタンドミラーが1位となりました。
かく言う私も部屋をDIYし、スタンドミラーや
ランクインしている花瓶・植物類を買いあさっていました笑

以下、サイト内のコメントです。

 

【1位】ミラー・姿見
一人で部屋の中にいると、どうしても思考が内向きになってしまいますが、鏡で等身大の自分を客観視
することで、気持ちが明るくなったり、体形維持に精を出せたりと思考を外に向けることができること
からミラー・姿見の需要が伸びました。また昨今の韓国雑貨ブームでSNSやInstagramでよく見かける
ウェーブミラーがお洒落だと話題になったというトレンド要因もあるようです。

【2位】キャンドル
新型コロナの影響で過去最高益を出した動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」。今まで
Netflixを観ていた人はより視聴時間が増え、また今まで観ていなかった人もサブスク契約をして家で映
画やドラマを楽しむようになったと考えられています。そんなNetflixオリジナルシリーズで大ヒットを
記録した韓国ドラマ『愛の不時着』で登場したアロマキャンドル「soohyang(スヒャン)」が話題とな
り注文が殺到しました。またディオールやロエベをはじめとしたラグジュアリーブランドから次々とア
ロマキャンドルが売り出され注目を集めました。

【3位】花瓶・植木鉢
おうち時間が続き沈みがちな気持ちを癒すためにお花を飾るという女性が増えたようです。ミラー・姿
見同様でSNSで韓国雑貨が盛り上がり日本では見かけないお洒落なデザインの花瓶・フラワーベースが
5千円前後と手ごろな価格帯で買えるとして人気が高まりました。

売れなくなったのはスーツケース・トラベル小物

【1位】スーツケース・トラベル小物
スーツケースやパスポートケースなどのトラベル・旅行グッズは需要が激減。逆に海外へ行けないフラス
トレーションを通販で埋めようとする人が見受けられ、海外限定のバッグやお財布、現地でしか買えない
日用品やファッション雑貨が売れていました

【2位】制汗剤
夏になると伸び率があがる制汗剤・デオドラントは外出する頻度が減ったことで低迷しました。

【3位】パーティー・ウェディング関連
冠婚葬祭などのオケージョン行事が減ったことで、ゲストが着るお呼ばれドレスや2次会ドレス・ワン
ピース、新婦さんが着る海外ブランドのウェディングドレスやパーティーシューズなどが落ち込みました。

【4位】水着・ビーチグッズ
コロナがニュースになり始めた2020年4月頃はまだ先行きがわからず、夏に備えて水着を買う人は一部見
受けられましたが、スイムウェアの繁忙期(5月~7月)になると、海水浴やプールといったレジャーへ足を
運ぶ人は少なく、水着やビーチグッズの需要は下降しました。

【5位】ファンデーション・リップ
外出時は必ずマスクを付けるようになったことで、マスクに触れて落ちてしまうファンデ―ションやリッ
プなどのメイクアップ化粧品・コスメの売上は落ち込みました。
そんな中でも、エルメスの無色透明の
リップバームはマスクに付いても色落ちすることがなく、香りが良いとして注文が増えました。

打ち上げがなんと前年の1/3しかなかったのが、
トラベルグッズでした。
たしかに外出規制で海外にはもちろん
国内の旅行さえ満足に行けていないです…。
ただ、コメントにもあるように
旅行気分を味わうために、海外限定品などは
好調というところが、いかにも制限された娯楽みがあります…


いかがだったでしょうか?

売れなくなったものの中にも、
特定の条件があるものは売れていたりもします。
こういった箇所に需要が生まれてくるのだと感じますね。

引用元:https://enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2021/05/press20210526.pdf

 

 

 

 

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