楽天市場「送料無料ライン」導入を求める仕様に変更

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楽天市場「送料無料ライン」導入を求める仕様に変更

こんにちは!
本日は楽天市場に出店する際に適用になる
「送料無料」などの条件などについてご紹介します!

プランを変更すると「送料無料ライン」に変更…

楽天市場は5月10日から、
既存店舗が出店プランを変更しようとする際、
「送料無料ライン」導入を求める仕様に変更しました。

「送料無料ライン」未導入の店舗が、
出店プランのアップグレード・ダウングレードをしようとすると、
導入を呼びかける内容の通知が出て変更ができない仕様になっていた。

※現在は「7月1日まで実施を延期する」と発表されています。

そもそもの経緯


こちらの過去の記事にもあるように、
楽天市場からの無断の送料設定が
各店舗にきせられ、
20年2月に公正取引委員会が
楽天に立ち入り検査するにまで至りました。

楽天市場は、小店舗の集合の一大マーケットです。
その店舗とのコミュニケーションなくてしては、
運営は成り立ちません。
今回の件にて、
運営からもお知らせが出ております。

 2021年5月10日(月)のご申請分から、原則、「共通の送料込みライン」の導入をお願いしておりました。

事前のご説明が不十分であったと判断したことから、本要件の適用を2021年7月1日(木)まで延期し
告知期間を設けたうえで、運用を開始させていただく運びとなりました。

 

条件が必須ではなくなる

対象の期間中、
送料無料ラインショップとして変更もできなかったが、
以下のように変更がされました。

変更の概要
■対象期間
2021年7月1日(木)プラン変更申請分から

■追加する条件
▽「共通の送料込みライン」未導入店舗様
「共通の送料込みライン」の原則導入

▽「共通の送料込みライン」導入済み店舗様
「共通の送料込みライン」の継続のご同意

※出店プランを変更しない通常の契約更新については、条件追加はございません。
※また、本件に関する規約・ガイドラインには変更はございません。

 こちらについては、
送料無料ラインを未導入の店舗は7月1日からは、
プラン変更をすると「必須で導入になる」
という状態です。

プランを変更しない場合は、
送料無料ラインの導入には関与はありませんが、
こちらについてはどうにも強制感が否めない内容となっております。

楽天市場の今後

送料無料ラインの目指す先として、
amazonにならぶ一大市場の獲得とありましたが、
楽天市場とamazonは違うということを
2019年の時にも言われておりました。

そこで離反したショップ様も多いかと思いますが、
このコロナ禍でネットショップとしての出店は増えたのかもしれないですね。
RON会議でも、ショップの送料事情により、
送料無料にできないショップの嘆きがつづられています…。

ただ、楽天としては
送料無料ラインの導入で売上が伸びている、
という一点張りです。
どこにショップを設けるかは、店舗様の自由です。

いろんな視点を持って、
モール・カートを調べてみるのも良いかもしれませんね。

引用元:https://ecnomikata.com/ecnews/30744/
https://info.rms.rakuten.co.jp/rms/message/5247a4d1-7487-4216-b5e8-49cf4dba6f19(※RMSログイン)

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