家庭での購入決定権、ミレニアル世代は「ふたりで決める」
家庭での購入決定権は8割が女性。ミレニアル世代は「ふたりで決める」
こんにちは!
今日は、家庭内で何かを買うときに
決定権を持っているのは8割が女性という
ニュースを紹介いたします。
20項目中15項目が女性が決める
女性視点のブランディング支援を行う株式会社MaVieは、
消費における購買意思決定権についてのインターネット調査を行いました。
その結果によると、
家庭で使用する商品やサービスの購買において、20項目中15項目が意志決定権を握っている
との結果が出ました。
こちらのアンケートでは、
就業状況や収入には影響がないようで、どのような状況でも値するそうです。
また、アンケート内容は以下のような内容なので、
本調査では家庭内消費に関する20項目について、
「妻」「夫」「夫婦で決める」のどの意見で購入の意思決定をするか調査。
その結果、15項目で「妻が決める」という回答が最も多く、全体の8割を占めました。
20項目中15項目は「妻が決める」という内容ですね。
女性単独で決めるのは45% 男性は19%
今回のアンケートで、
「妻が決める」「夫婦で決める」「夫が決める」「わからない」に
割り振った場合の内訳が、
「妻が決める」45%
「夫婦で決める」25%
「夫が決める」19%
となりました。
約半数は女性に決定権があるということですね。
ミレニアル世代は「夫婦で決める」がスタンダード
全世代において「夫婦で決める」が最も多いのは
「住宅(購入)」と「住宅(賃貸)」の2項目のみだったのに対して、
ミレニアル世代(※)では全項目で「夫婦で決める」の割合が増加。
9項目で「夫婦で決める」が最も多い結果になりました。
このことからミレニアル世代の購買意思決定は、夫婦がともに考えて決める傾向にあることが判明しました。※1980年から1995年生まれの世代。本調査では25歳〜39歳をミレニアル世代と定義
筆者はミレニアル世代に
該当するというところが一番の驚きでした。
雑談は置きまして、
ミレニアル世代ではふたりで行う「共同」のエリアが増えていますね。
また、夫が自分で決める分が減っている箇所に気になります。
実際の声は…?
「コロナ禍で家にいる時間が長くなり、買い物について夫婦で相談することが増えた」という声が多く聞かれます。
働く女性が増え、家事を分担する共働き世帯が増えていることからも、
家庭で使用する商品やサービスの購入を夫婦で相談して決める傾向は今後も継続すると考えられます。
コロナをきっかけに家庭内のコミュニケーションや
立場のあり方がガラッと変わってきましたね。
従来は家事・育児・炊事・洗濯・清掃などは
すべて「お母さん」の役目と押し付けられていましたが、
「家庭」にいる限りは
「お母さん」だけが担うのも
おかしな話だという話題も上がっています。
仕事をしているだけ、家事をするだけ、が
「夫婦」の形でもないと思います。
今後、こういった偏った認識やますます更新されていくと良いですね。