敬老の日、自分は祝う側という現役意識も

ECニュース記事, お知らせ

こんにちは!
今日は敬老の日に関する調査結果についてお伝えします。

2021年の敬老の日は9月20日という事で本日ですが、
祝われるシニア世代の敬老の日に関する意識について
株式会社ハルメクの調査により見えてきました。

調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:50~84歳の女性
有効回答数:300名
調査実施日:2021年7月30日~8月2日

敬老の日が楽しみなシニア女性はごく僅か

「敬老の日が楽しみですか?」という問いに対して、
「楽しみ」「まあ楽しみ」と回答した人は合わせて全体の9%にとどまりました。

91%は「どちらとも言えない」「あまり楽しみではない」「楽しみではない」に
分類されており、その理由が
「敬老の日にお祝いされたいと思いますか?」で見えてきました。

「お祝いされたい」「まあお祝いされたい」と回答した割合は合わせて18.3%となり、
反対に「あまりお祝いされたくない」「お祝いされたくない」と回答した割合が40%と
お祝いされたい割合よりも多くなっています。

また「今年の敬老の日がいつかご存知ですか?」という問いに対しては
48%が「知らない」と回答し、
そもそも敬老の日がいつなのかを知らない割合が半数近くに及ぶことが分かります。

60・70代でも現役意識が見られる傾向に

お祝いされたくないと回答した245名に対して
「敬老の日にお祝いされたいと思わない理由は何ですか?」という問いを行いました。

最も高い回答が「祝われる年齢だとは思わないから」が36.3%、
「老人扱いされているように感じるから」が27.8%、
「敬老の日を祝う習慣がないから」が25.3%となりました。

「祝われる年齢ではないと思う」と回答した割合を年代別で見ると
50代が36.3%、60代が46.5%、70代が21.7%と60代・70代になっても
現役であるという意識が高いことが分かります。

また親世代が健在な為自分は祝う側であるという方も多く、
お祝いされる側であることには抵抗を感じる方も一定数いることが分かります。

敬老の日に対してネガティブ要素を感じている割合が多かった調査ですが、
一方で敬老の日にお祝いをされたいと思う方も300名中55名いて、
うち76.4%は「孫からお祝いされたい」と回答しました。

年代別では60代で79.3%、70代では81.3%と孫からの御祝いであれば嬉しいと感じていることが伺えます。


本記事の出典元では最後に敬老の日における多様性について触れていました。
「自分たちはまだ現役世代」と自認している方、「孫からは祝われたい」方、
「自分の親世代を祝う」方など様々な置かれている立場や役割があることが分かります。
また「」自分自身をお祝いする過ごし方」に興味があると回答した割合が22.7%という結果も出ています。
これまでのような敬老の日ギフトだけではなく、
もっと多種多様な敬老の日の御祝いの仕方を模索し提供していく機会なのかもしれません。

出典:「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

関連記事一覧