マーケティング担当のSNS活用の実態とは?

ECニュース記事, お知らせ

こんにちは!
本日は企業のSNSマーケティングに関することをお伝えします。

ネットリサーチを利用して実施した「マーケ担当のSNS活用実態調査」を
ミエルカコネクト事業部にて実施されました。

調査概要
•調査対象:事前の調査で企業のマーケティング担当と回答した465名
•調査期間:2021年9月3日~2021年9月6日
•調査手法:インターネット調査

最も活用されているSNSとは?

「あなたが担当している商品やサービスにおいて、
マーケティング活動に利用しているSNSをすべてお選びください」という問いに対して
最も多い回答となったのが【YouTube】の26.7%
次いで【Twitter】が25.6%【LINE】【Instagram】が23.4%
【Facebook】が21.7%となりました。
Facebookの活用よりもYouTubeの活用の方が今では盛んなようです。

また【SNSは利用していない】と回答した割合は28.2%となっており、
7割以上の企業においてSNSを利用してマーケティング活動を行っていることが分かります。

業態が変わると活用するSNSの種類が変わります。
BtoBの企業では【YouTube】が28.9%と最も高くなりました。
ノウハウ系の動画を多数投稿する傾向があるためYouTubeの活用が最も高くなる傾向があると考えられます。

一方でBtoC(CtoC含む)では【Twitter】が33.9%となり、
ECでは【Instagram】【YouTube】が35.7%となっております。

最も効果が高いと感じるSNSは?

マーケティング活動の一環としてSNSを活用する中で
最も効果が高いと感じるSNSは
【YouTube】が16.7%、【Twitter】が15.9%となりました。

業態や業種でみると結果に差があり、
[BtoB]では【YouTube】が20.7%、
[BtoC(CtoC含む)]では【Twitter】が22.3%、
[EC]では【LINE】【Twitter】が18.2%となっています。

[情報・通信]や[製造業・メーカー]では【YouTube】が33.3%、25.9%、
[飲食・小売り]や[不動産・金融]では【LINE】が27.3%、29.2%となりました。

総合で見ると【YouTube】が効果が高い様に見えますが、
やはり業態や業種によって活用しやすいSNSは異なっていることがこの結果から分かります。

SNS活用が盛んな一方で人材不足の問題も

各業態・業種でSNSを活用する一方で、人材不足による外部委託が多いことが分かりました。

自社が担当している商品やサービスにおいて[SNS人材]が足りているかどうかでは、
【足りていない】が64.9%と6割以上が足りていないと回答。
また業態別でみると[BtoC(CtoCを含む)]の人材不足が深刻で72.8%となりました。

その結果、広告出稿を含むSNS運用体制は、
【すべて外部に委託している(企業やフリーランスなど)】19.2%
【一部は社内で運用している(外部委託と社内のハイブリッド)】42.7%となり、
合計で61.9%が運用の一部もしくはすべてを外部に委託している事が分かりました。

特に業態別では[EC]の外部委託が84.8%となり、
業種別では[不動産・金融]75.0%と他と比べた際に高い結果となりました。


SNS人材の獲得方法としては【既存社員の抜擢・移動】が最も高く37.75となり
他にも【人材紹介】【求人広告】【フリーランス・副業人材の登用】なども行っているようです。

SNS活用について今一度作戦を考え直してみてはいかがでしょうか?

出典:マーケ担当のSNS活用実態調査(株式会社Faber Company)

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