5割以上がネット広告のトラッキングに不快感!

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5割以上がネット広告のトラッキングに不快感!

こんにちは!
本日は、生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう
株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)が調査を行った
全国の20歳~79歳の男女1000人を対象に「トラッキング」をテーマに
インターネットリサーチの結果をご紹介いたします。

ネット広告、即座に「×」を押すが60%越え

そもそもですが、ネットの広告って
あまりターゲティングされていないものも出てきますよね…

さて、余談はさておき、
ネットで広告に出会ったとき・対策として上位が
「広告の「×」を押す」がよくおこなう40.4%、たまにおこなう26.7%
群を抜いて一番となりました。
逆に広告から買ってほしいと思っている広告主が希望する
「広告の画像内のリンクを押して購入する」はよくおこなうが3.1%
たまにおこなうにいたっては12.2%です。
足したとしても、15.3%にとどまります。

そもそもトラッキングを「不快」と感じるが50%越え

さらには、トラッキングに対して
「不快」ととてもそう思うが28.5%、ややそう思う25.4%と辛らつな結果となります。
また私と同じように「質の悪い(自分に不要な)広告が出てくる」という回答も
そう思う20.3%、ややそう思う22.0%となりました。
トラッキングと聞くと履歴を見られているようで、
なんだか不信感を抱いてしまう気持ちはよくわかります。

そもそも「トラッキング」は知っている?

「詳しく内容を知っている」「概ね内容を知っている」が23.8%となりました。
かなり低い数字ですね!
言葉は知っているが内容は良く知らないの45.6%の中には
どの程度知っているかのグラデーションにも
含まれているかもしれませんが、
あまりそもそもの「トラッキング」の認知度は低いようです。


あまり概要を理解されていないトラッキングですが、
商品を見ていた時に類似の商品が広告で出てくることを
経験しているか?というアンケートでは、
大半が経験したことある、と回答しています。
実態はわかっていなくても、
経験としては体験している人が多数を占めています。

トラッキング広告から購入などアクションに結びつくのか?

広告から購入や詳細を見るとして、「よくおこなう」「たまにおこなう」を
合計しても最大33.4%となりました。
購入まで至る場合は17.6%となります。

トラッキングの今後

しかしアプリやスマホでも「cookie」の許可を訪ねるようになったように、
海外ではトラッキングへの情報収集の弱体化も見られています。
個人的には徹底的にゾーニングをはかってもらえれば、
私も買いたい広告に出会えるのになぁと思いますが、
そのターゲティングへの道は険しいようです。

ただ、ユーザーがトラッキングを制限できることによって
どの程度広告主に情報を提供するかがゆだねられている部分もあります。

広告を見る側、打つ側としても仕組みを理解し、
互いが「欲しい」と思える仕組みを
構築していくのがトラッキング広告の良い未来と言えるのではないでしょうか?

引用元:
「ネオマーケティング」URL :https://neo-m.jp/
https://neo-m.jp/investigation/3261/

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