【置き配】利用率が2年で倍増
こんにちは!
今日は少しづつ定着しつつある【置き配】についてお伝えいたします。
株式会社ナスタが2019年から継続して調査を行っている
「置き配に関する実態調査」について
最新の調査結果が報告されました。
調査概要
調査対象者︓置き配サービス利⽤者
調査時期︓2021 年 12 ⽉ 7 ⽇〜12 ⽉ 8 ⽇
調査方法︓インターネットリサーチ
調査⼈数︓1000 ⼈(男性 500 ⼈、⼥性 500 ⼈)
対象年齢︓20 代 200 ⼈/30 代 199 ⼈/40 代 202 ⼈/50 代 197 ⼈/60 代以上 202 ⼈
置き配の利用率53.9%。2019年から約2倍に増加
「置き配」のサービスを利用したことがあると回答した人は
53.9%と半数以上の結果に。
増え続ける宅配物量に対するさい帯発削減などの解決策として
置き配の普及を開始しましたが、
コロナ禍における非対面需要と重なり2019年の調査では26.8%だった利用率は
約2倍に拡大したことになります。
置き配の指定場所としては「玄関先」が最も多く61.0%。
次いで「宅配ボックス」が25.5%という結果になりました。
置き配を利用した際の経験したことについては半数以上が「特になし」と回答する一方で
「指定した場所においてもらえなかった」と回答した割合が14.6%、
「届いた荷物が濡れた」と回答した割合が12.2%となっており、
2人に1人の割合で何かしらのトラブルを経験している結果が出ました。
置き配に対して不安の声も。解決策は宅配ボックス?
「置き配」サービスに対して不安があるかという問いに対して
「不安だと思う」14.0%、「どちらかと言えば不安だと思う」39.0%と
合計53.0%となり半数以上が不安に感じる面があるという結果となりました。
しかし「玄関先利用者」と「宅配ボックス利用者」ではこの数値に差があります。
「玄関先利用者」では59.3%が何かしらが原因で不安だと思うと回答する一方で
「宅配ボックス利用者」は33.7%にとどまっています。
玄関先に野ざらしにされるか、宅配ボックスに入れてもらうか、
この違いだけで不安を感じる割合は大きく違うようです。
様々な不安を感じる中でも76.4%が「今後も置き配サービスを利用したいと思う」と回答。
その理由としては「再配達になる心配がないから」が最多で37.7%となりました。
再配達を依頼したり荷物が受け取れなかったりするときに感じるストレスは
配達する側もされる側も共通する様です。
一方で「今後は置き配サービスを利用したいとは思わなかった」と回答した方も23.6%となりました。
その理由としては「荷物が盗まれないか不安だから」が48.7%と最多で、
盗難への懸念、もしくは実体験が置き配に対する障害となっている結果となっています。
ECショップでは切っても切り離せない配達。
今世の中の配達事情がどうなっているのか今後も注目していきましょう。
出典:ナスタ調べ