2022年のトレンドは「ベリー・ペリ」と「ジョリーコーラル」
2022年のトレンドカラーは「ベリー・ペリ」と「ジョリーコーラル」
こんにちは!
本日は、趣を少し変えて
「PANTONE」と「JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)」が
選出した
- ベリー・ペリ(Very Peri)
- ジョリー・コーラル(Jolly Coral)
について紹介いたします。
そもそも「PANTONE」とは?
世界的な色見本帳を出している企業です。
アパレルをはじめ、美容、インテリア、工業デザイン等、あらゆる業界をサポート。
PANTONEの色見本帳は、製品の色を決定する際のヒントとして、
あらゆる業界で使われています。
こちらの説明のように、
「色見本帳」としてみたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
印刷にはインクを練って印刷するので、
ロットでの色違い差などが発生する場合があります。
コーポレートロゴなど決められた色を守り続ける場合には、
「特色」といわれる決まった配合での色を使用します。
その際に、PANTONEの○○番。やDICの○○番といったように指定をします。
印刷物だけでなく、ファブリックなどの布製品などの
見本帳も販売されています。
(とっても高価なので貴重なんです…!)
PANTONEが発表したカラーは「ベリー・ペリ(PANTONE 17-3938 Very Peri)」
さて、「ベリー・ペリ」と言われて
一瞬で色が出てくる方はすごい方ですね。
カラーとしてはベリーとあるように少し淡い青色です。
カラーコードでの表記は以下の通りです。
HEX #6667ab
RGB 102, 103, 171
LAB 45.75, 12.21, -36.75
ネットショップの方になじみ深いのは
「HEX」になるのではないでしょうか?
ブルートーンでの組み合わせのほかに
PANTONEのサイトでは、アースカラーとの組み合わせも
提示されています。
BALANCING ACT (バランシング・アクト)
Balancing Act (バランシング・アクト) は、暖色と寒色の自然なバランスがお互いを支え、
引き立てる補色パレットです。PANTONE 17-3938 Very Periの輝きは、
この芸術的に調整されたパレットの中でさらに強まり、生き生きとした感覚と視覚的な振動をもたらします。
他にも組み合わせは多用ですので、
是非PANTONEのサイトの組み合わせも見てみてくださいね。
JAFCAが選んだカラーは「ジョリー・コーラル(Jolly Coral)」
こちらはコーラルと入っているので、
色の雰囲気が分かりやすいですね。
春を思わせる明るいピンクみを帯びたオレンジですね。
公式サイトでは以下のように選定コメントが述べられています。
※一部省略
2022年に向けて、日本流行色協会では光満ちるコーラル(コーラルオレンジ)を選びました。
蛍光みを帯びた軽く鮮やかなコーラルは、
2020年、2021年と暗く長いトンネルを歩いてきた私たちを導き、
心身を労わってくれるかのようです。
オレンジは一般的にポジティブなイメージを抱きやすく、
また、コミュニケーションや、興奮、活動をイメージしやすいと言われています。
やや赤みを帯び、優しく発光するようなコーラルオレンジは、前に進む力を与えてくれるかのようです。
長く沈み停滞していた心にふわっと光が差すような鮮やかで軽い色、
疲れた心身にビタミンと喜びをチャージしてくれる色として、ジョリーコーラルを選定しました。
カラーコードは以下のようになっております。
カラーコード #F18D5F
RGB値 241,141,95
HSV値 19,61,95
CMYK 0,41,60,5
マンセル値 10R8.7/11.6
こちらのジョリー・コーラルのように明るく元気な一年になるといいですね。
ちなみに昨年は?
- ゼロホワイト(Zero White)
- アルティメットグレイ(Ultimate Gray)
- イルミネイティング(Illuminating)
といったカチッとした三色となっておりました。
コロナに耐え忍ぶ一年となりましたが、
今年は前進するべく色にも明るさと力強さを感じますね。
トレンドカラーは
あくまで各団体が発表したトレンドとなります。
しかし、その「色」や「雰囲気」にもこれからの
2022年を表す一つの指標になるかと思います。
今もオミクロン株が流行しており、
決して晴れやかな門出とはいきませんが、
ネットショッピングの広がりとともに、
これからの一年を元気ある一年にしていきたいですね。
引用元:https://www.pantone.com/color-of-the-year-2022
https://www.jafca.org/colorcolumn/20211210.html