システムリプレイス理由の1位は「機能面」が42%

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ECシステムリプレイス理由の1位は「機能面」が42%

こんにちは!
本日は、通販支援事業を手がける(株)東通メディアが
発表した「ECシステムリプレイスに関する調査レポート」を紹介いたします!

そもそも「システムリプレイス」とは?

システムリプレイスとは、
社内システムを新しく作りかえることです。
例えばですが、楽天やYahoo!で出店し、
弊社の「楽々通販2」のカスタムを使って
社内独自のルールに構築し切り替えるのも
リプレイスに当たります。

リプレイスをする前のシステム使用期間、「3年〜5年未満」が30.0%で最多

それでは調査レポートを見ていきましょう!
リプレイスをするのは「3年~5年未満」が30%と最多となりました。
次点は「5年~7年未満」が20.0%となっています。
逆に20年以上という猛者も4%存在するようです…!
(20年前というとwindws2000やXPの時代から使っていることになりますね…!)

システムリプレイスをした際の通販・EC事業の売上規模は、「1億円未満」が21.0%で最多

リプレイスをする規模感ですが、
「1億円未満」が21.0%「10億円~50億円未満」が17.0%という回答が多くなりました。
こちらにも200億円以上という猛者が4%存在しますね。

リプレイスする前に使用していたシステムは、約3割が「パッケージ」

実際にリプレイスでオーダーメイドにシステムを構築する前に
使用していたものは「パッケージ」が29%とトップに。
実際に「楽々通販2」もLiteなどはパッケージに当たります。

ただ、「わからない/答えられない」という回答が20%あり、
ECの【システム】というもの自体への認知も問われますね…

簡単にですが、各項目が何を指すのか解説いたします。

ASPカート:「Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)」の略称。
ネット上でアプリケーションを使用でき、特徴として簡単にショップを開設できます。
(例)Futureshop、Makeshopパッケージ:ECに必要なシステムを一式で販売し、そちらを購入することでカートを開くことが出来る。
特徴として、大きな会社が作っていることへの保守の安定感などがあります。
パッケージングの中にクラウド(ネット上でサービスを利用できる)も存在します。
(例)ecbeing
モール
:こちらは名前の通り、楽天市場やYahoo!ショッピングを指します。
イオンモールのような大型施設をイメージし、その集合ショッピングモール上(楽天・Yahoo!…)の
一店舗に店を構えるイメージです。

スクラッチ:スクラッチは対象となる企業の業務に合わせて独自のシステムを一から構築することです。
これと対になるのが「パッケージ」ですね。

 

システムリプレイスを行った最も大きな理由、「機能面」が42.0%

この回答を見ると、5年や10年使っているシステムがいかに使いづらいのかが
分かってしまいますね。
他にも「インフラ面」が18%と上がっています。
こちらはコロナに伴い、システム自体の可動範囲などが
露見したのかなと思います。

システムリプレイスを行った理由の詳細、「ランニング費用が高い」が33.7%で最多

やはりネックになるのは費用面。
どうしても初期投資に費用はかさむもの…。
そこでひるんでも上記の「機能面」は改善しないのですが、
二の足を踏む方が33.7%に上ります。

また初期投資だけでなく、ランニングコストも懸念事項のトップになっています。

システムリプレイスのメリット、「業務効率の改善」(33.0%)や、「動作が軽くなった」(30.0%)

実際にところ、
システムリプレイスをすることで「業務の改善」「動作が軽くなる」
「手間やミスが軽減した」といったいい声が並んでいます。
また、わからないといった回答も5%と少な目です。

システムリプレイスのデメリット、「予定よりリプレイスまで時間がかかった」(21.0%)

どの会社さんでも行き当たるのは、
「時間がかかる」「データ移行がうまくいかなかった」

こちらは弊社の持論かもしれませんが、
データ移行に関しては、不要な商品情報や普段から整理をされていない店舗様が
時間がかかっている傾向にあります。
リアルの生活もそうですが、
ネット上のことと甘く見ずに、日ごろから整理整頓を心がけることも
大事な一歩かもしれません。


 

まとめますと、

こちらの画像のような内容となります。
システムリプレイスを行うことで
メリットや業務上の利点もたくさんありますが、
実際にベンダー(システム開発会社)と念入りにすり合わせをし、
お互いが何を求めているのか?(利便性? 費用? 効率?)を
しっかり共有することが明るいシステムリプレイスの肝かもしれませんね。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000062529.html
https://www.totsumedia.co.jp/topics/index.html#20220119

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