消費者のショッピングジャーニーがハイブリッド化

ECニュース記事, お知らせ

こんにちは!
本日は消費者のショッピングにおける動向や広告の好みについて調査し
まとめた【ショッパーストーリー2022】をご紹介します!
新型コロナウイルスの世界的蔓延をきっかけに、
オンライン上で過ごす機会が増えました。
それに伴い以前は実店舗で購入していたカテゴリの商品を含めて
オンライン上で新たな商品を発見・購入する機会も増えています。
コマースメディア・プラットフォームを提供するCriteoの日本法人・CRITEO(株)が、
日本に住む約1,000人の消費者を対象に独自のアンケートを行ったため、
その調査結果をお伝えしてまいります。

調査概要
・調査期間:2021年12月
・調査対象:月に1回以上インターネットを利用する日本の消費者
・有効回答数:1,045件
・年齢グループの定義:
Z世代:1997~2003年生まれ(18~24歳)
ミレニアル世代:1983~1996年生まれ(25~38歳)
X世代:1967~1982年生まれ(39~54歳)
ベビーブーム世代:1948~1966年生まれ(55~73歳)
サイレント世代:1948年以前の出生(74歳以上)

年齢を問わずオムニチャネルを利用

ネットショッピングが発展したことでオムニチャンネルショッピングの活用が
活発になっている事が今回の調査で見えてきました。

【オンラインで商品を閲覧してから、店舗でその商品を購入する】
Z世代・ミレニアル世代で78%
X世代で76%、ベビーブーム・サイレント世代で59%となっています。
逆に【店舗で商品の実物を見てからオンラインで購入する】が
Z世代・ミレニアル世代で81%
X世代で81%、ベビーブーム・サイレント世代で68%となっています。

オンラインと実店舗の活用方法がこの数年で変わってきています。
【ショッピングアプリを使って購入する】と回答した割合が
2019年は55%だったのに対し今回の調査では76%と圧倒的に増加。
【オンラインで商品を閲覧してから、店舗でその商品を購入する】
2019年52%から2021年は68%
【店舗で商品の実物を見てからオンラインで購入する】
2019年は67%から2021年は72%となっており、
ショッピングジャーニーはますますハイブリッド化していることが分かります。

ほしい商品やサービスが明確な時は直接WEBサイトを閲覧

オンラインでの購入を検討する際、
最初にどのWEBサイトを閲覧するかについての調査も行われました。
欲しい商品の【タイプ】のみを知っている場合は、
小売業者・ブランドのウェブサイトと
Amazonなどのオンラインマーケットプレイスで大きな差はありません。
しかし欲しい商品を【正確に知っている】場合は、
小売業者・ブランドのウェブサイトを閲覧する割合が高くなっています。

また2019年と比較すると、
欲しい商品を正確に知っている場合に小売業者・ブランドのサイトを
まず閲覧する消費者の割合が増加していることが分かります。

まずは公式のサイトを見るようになった影響で、
コロナ禍の影響で小売業者・ブランドのウェブサイトの
影響力が強くなったと感じる割合も高くなっています。

2019年と比較すると【影響力が強まった】と回答した割合が10%増加しており、
小売業者・ブランドのウェブサイトの重要性が伺えます。


まだまだ紹介していない調査結果もありますので
気になった方は覗いてみてはいかがでしょうか?
出典:ショッパーストーリー2022

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