化粧品をオンラインで購入する割合がやや増加傾向に
こんにちは!
本日は化粧品の購入行動がコロナ禍前と後で
どのように変化したのかについてお伝えいたします。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、
運用するインターネットアンケートサービス「NTTコムリサーチ」にて
全国の18~69歳を対象に「化粧品」に関する調査を行いました。
調査概要
調査対象:「NTTコム リサーチ」提携モニター
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:令和4年6月3日(金)~6月6日(月)
有効回答者数:
・18歳~69歳の女性:1,086名
・18歳~39歳の男性:426名
化粧品類の年間購入費用は平均4万円。ドラコスが7割
女性回答者全員に対して
この一年間の化粧品の購入金額を尋ねたところ、
平均で40,057円となりました。
年代別では40代が最も高く48,423円、
次いで60代で47,387円、
3番目に30代で37,639円という結果になりました。
年代により金額の差はあるものの、
購入している費用を占める割合は基礎化粧品が多くなっています。
ただ18~29歳においては最も購入費がかかっているのは
他と同じく基礎化粧品ではあるものの、
次にメイクアップアイテムの購入費が高い傾向がみられており、
他の年代との違いを感じます。
好んで購入される化粧品のタイプは
総計で「ドラッグストア・スーパーなどで購入できる化粧品」が72.3%と
最も好まれている事が分かりました。
次に「デパートなどで販売している化粧品」で27.6%となり、
ここまでは総計に変化はありませんでしたが、
3位以降は年代によって差がありますが、
大半の年代では他の年代では「好んで購入する化粧品は特にない」がランクインしています。
一方、20代以下では「韓国・中国メーカーの化粧品」20.2%、
60代の女性においては「訪問販売や通信販売専用の化粧品」19.4%となっており、
20代・60代はこだわりをもって購入している方の割合が多い様に感じます。
コロナ禍前と比較するとデパートで購入する人が減少
化粧品を購入する場所として最も多いのは。
「ドラッグストア」で83.9%、
次いで「ECサイト」34.1%、
「化粧品ブランド・メーカーの公式サイト」28.2%、
「デパート」20.7%、
「生活雑貨ショップ・バラエティショップ」20.2%となっています。
3年前によく化粧品を購入していた場所と比較すると、
「ドラッグストア」は3年前は83.4%とだったのに対して
現在は83.9%とそこまで大きな変動はありませんが、
「ECモールサイト」は3年前は29.6%だったのに対して
現在は34.1%とやや増加傾向にあることが分かります。
一方、「デパート」は25.2%に対して
現在20.7%と5ポイント近く減少している事が分かります。
新型コロナウイルスの蔓延により、
デパートに足を運んで直接見て購入する行為は控える傾向があるのかもしれません。
情報収集は様々な媒体から
化粧品を購入する際に参考とする情報源は
年代によって多少のばらつきはあるものの、
「店頭で実際の商品やPOP」が55.2%と最も高く、
次いで「@cosmeなどの口コミまとめサイト」が30.7%、
「TwitterやInstagramなどのSNS」が11.4%となっています。
年代別の特徴は特に20代以下で見られ、
「TwitterやInstagramなどのSNS」が29.8%、
「YouTubeなどのネット動画」が19.3%と比較的高いポイント数になっており、
他の年代とは情報収集の媒体に差があるように感じます。
いかがでしたか?
最近は直接触れ合う事を避けて
オンラインを活用する傾向が化粧品においてもあるように感じます。
年代に合った商品アプローチを見直すきっかけにしては如何でしょうか?